世界で最も人口が多い国トップ10
世界で最も人口が多い国トップ10

韓国の出生率は2023年時点で0.72人と、かなり低い数値を示しています。これは、すでに消滅した国やまもなく消滅しそうな国を除けば、世界で最も低い出生率だといわれます。OECD加盟国、それも先進国がこれほどの出生率を記録したことはないため、極めて異例の水準だとされています。とはいえ韓国の出生率とは関係なく、世界全体の人口は着実に増加し続けています。
インドの日刊紙 The Indian EXPRESS によると、2011年の世界人口は70億人でしたが、2030年までに約85億人、2050年代後半までには97億人に達すると予測されています。その理由は、平均寿命の伸び、都市の高度化、多数の移民の発生、経済発展などです。こう報じたインドは、実際に世界で最も人口が多い国の第1位に入っています。では、残る2位から10位はどの国が占めており、これほど人口が増えた背景にはどんな要因が働いているのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
※ 当データは2023年の United Nations Population Division をもとにデータ化された Worldometer を参照しています。
世界で最も人口が多い国トップ10!
10位 メキシコ [128,455,567人 / 約1.3億]

世界で最も人口が多い国の第10位は、北アメリカのメキシコです。資源と人材が豊富で、観光地としても根強く愛されているメキシコは、間違いなく魅力的な国のひとつに数えられます。メキシコの人口密度は1㎢あたり約66人で、東京23区(約1万5千700人/㎢)と比べるとかなり低い数値であることがわかります。人口が多いのに密度が低いということは、それだけ国土が広いという意味でもあります。またメキシコの中位年齢は29.8歳とかなり若いほうです。治安が悪いという偏見から旅行先として敬遠されがちなメキシコですが、意外にも将来が有望な国であることがわかりました。
9位 ロシア [143,918,544人 / 約1.4億]

ロシアは皆さんもご存じのとおり、世界で最も大きな国土を持つ国のひとつです。国土が大きいぶん、人口も多いんですよね。第9位を記録したロシアは2023年時点で約1.43億人でしたが、2024年7月28日のデータによると1.44億人と、着実に増加傾向を見せています。またロシアは世界人口の1.8%を占め、出生率は1.54人に達します。人口増加率が着実に低下しているにもかかわらず人口は増え続けているというのは、なかなか興味深いデータです。
8位 バングラデシュ [172,954,319人 / 約1.7億]

バングラデシュの人口増加の推移は驚くほど急です。毎年約200万人の新たな人口が生まれています。こうした理由から、バングラデシュは世界で最も人口が多い国の第8位を記録できたのです。高い人口密度と悪い大気の質でも知られるバングラデシュの人口は世界人口の2.15%を占めており、このうち毎年30万人ほどが他国への移民を決断します。また、バングラデシュの全人口のうち40.9%が都市に居住しています。
7位 ブラジル [216,422,446人 / 約2.1億]

世界で5番目に国土が大きい国であるブラジルが、世界で最も人口が多い国の第7位を記録しました。ブラジルの2023年時点の人口は約2.16億人で、2024年7月28日時点では約2.17億人と見られています。このまま着実に増え続ければ、2050年のブラジルの人口は約2.3億人になると予測されています。ただし、乳児死亡率は1,000人あたり10.3と、思ったより高い数値を記録していました。
6位 ナイジェリア [223,804,632人 / 2.2億]

世界で最も人口が多い国の第6位はナイジェリアです。ナイジェリアは西アフリカに位置する国で、人口の半分がイスラム教徒、残り半分がキリスト教徒だといいます。ナイジェリアの総人口は世界人口の2.78%を占め、このうち53.9%が都市に居住しています。先に紹介した国々の人口が70〜90%都市に居住していることを踏まえると、ナイジェリアの人々は都市を特別に好まないと見ることができます。さらに驚くのは、ナイジェリアの中位年齢が17.2歳と非常に若いことです。そのためか、平均寿命も53.87歳と高いほうではありませんでした。
5位 パキスタン [240,485,658人 / 2.4億]

南アジアに位置するパキスタンが、世界で最も人口が多い国の第5位を記録しました。2023年時点でパキスタンの人口は約2.40億人ですが、2024年7月29日時点では2.45億人に達するといいます。1年でなんと500万人増えたこの人口は、世界人口の2.99%を占めています。ナイジェリアと同様に、中位年齢が20.6歳と非常に若いほうに属しています。
4位 インドネシア [277,534,122人 / 2.7億]

世界で最も人口が多い国の第4位はインドネシアです。インドネシアは豊富な資源、強い国力、広い国土を持ちながらも、宗教問題で経済発展に苦戦している国と評価されています。2023年時点のインドネシアの人口は約2.77億人でしたが、7月29日現在は2.79億人と、約200万人増加した数値を見せています。またインドネシアの人口は世界人口の3.45%に達し、このうち毎年5万人ほどが他国へ移民します。インドネシア国内で移民先として最も人気の国は、名前も似ているマレーシアだそうです。
3位 アメリカ [339,996,563人 / 3.3億]
急に数が指数関数的に増える、世界で最も人口が多い国の第3位はアメリカです。しかも、久しぶりに紹介する先進国でもあります。アメリカの2023年の人口は約3.33億人と集計されましたが、2024年7月29日現在では3.41億人に達しています。これは1年の間になんと800万人もの人口が増えた驚くべき数値です。アメリカがこれほど人口が多い理由は、多くの移民を受け入れ包容する文化がよく発達しているためです。実際に2022年から2024年までアメリカの移民数は毎年100万人と集計されており、その大半が経済活動の可能な人口であるという点で、その価値が非常に高く評価されています。やはりアメリカは、発展しないでいることのほうが難しい国のようですね!
2位 中国 [1,425,671,352人 / 14億]

同じく人口が急激に増加する区間です。世界で最も人口が多い国の第2位は、驚くことに中国です。なぜ驚きかというと、私は当然、中国が1位だと思っていたからです。かつて人口を減らすために多子世帯への優遇を大幅に縮小する一方、税金をより多く取り立てるなど驚きの動きを見せた中国は、それによって人口が大幅に減少すると、その制度を廃止して多子世帯への優遇を増やしている最中だといいます。人口が減って心配なこの国の2023年時点の人口は約14.2億人で、これは一昨年の2022年と比べて0.02%減少した数値だそうです。それでも世界人口の約17%を占めています。
1位 インド [1,428,627,663人 / 14億]

世界で最も人口が多い国の第1位はインドです。広い国土、豊富な資源、観光資源、人口までを兼ね備えたインドは、驚くことに急な勢いで人口が増え続けています。2023年時点のインドの人口は約14.2億人ですが、2024年7月29日現在は14.4億人と、1年の間に2,000万人増加しました。さらに中位年齢は28.2歳と非常に若いほうです。
今なお階級社会が根深く残るインドが、これほど多くの人口を抱えられる理由は、子どもが多いほど成功の確率も高まるからだといいます。たとえば5人の子どものうち1人がうまくいってアメリカへ進出すれば、その1人が残る家族全員を養えるほどの収入を稼ぐそうです。同時に、低い身分に関係なく富を享受できるということでもあります。とはいえ、1人の子どもにあまりに多くの負担をかけているのではないかとも思いますが……いずれにせよ各人それぞれの事情があるわけですから、まったく理解できないわけでもありませんね!

そろそろ多くの方が気になっているでしょう。では、韓国の人口は何位なのか。韓国の人口は2023年時点で約5,100万人で、29位を占めました。しかも2024年7月29日現在よりも多い数値で示されていました。また中位年齢は44.5歳と高いほうに属し、中位年齢が高いほど国の未来が暗いという報道が相次いでいます。隣国である日本の中位年齢が49.1歳であることを踏まえると、韓国もまもなく高齢化時代に入りそうです。出生率が少しでも上がってほしいという小さな願いがありますね。
