クリスマスに楽しむ、世界のケーキランキング10

Explore

クリスマスに楽しむ、世界のケーキランキング10

Published on 6月 9, 2026 | ? Food
Table of Contents

クリスマスを迎えて、世界のケーキランキング10

もうすぐ年末とともにクリスマスがやってきます。世界最大の行事のひとつであるクリスマスは、残念ながら私の国(韓国)ではそれほど大きな行事とは考えられていません。個人的にクリスマスを楽しみにする人は多いのですが、国や地域単位でお祭りを開いたりイベントを開催したりはしていないようです。感謝祭が過ぎるとクリスマスの雰囲気にガラッと変わるというアメリカとは、はっきり違う姿です。またヨーロッパのほとんどの国は、クリスマスを11月の初め・中旬から準備し、長くて2月まで続けます。そのため、クリスマスに欠かせない記念や行事、食べ物が用意されています。たとえばクッキーやパン、ケーキなどです。

とはいえ、すべてのクッキーやケーキがよく売れるわけではなく、特によく売れるものがあるそうです。ただ私の国にはそういうものがないので、世界的に人気の高いケーキを楽しんでみてはどうかと思いました。そこで今日ご用意したコンテンツは、世界のケーキランキングTop10です。

第10位 イタリア、カッサータ

Top10 Italy, Cassata

イタリアのシチリアで生まれたカッサータが、世界のケーキランキング10位を記録しました。このケーキは、リキュールにたっぷり浸したジェノワーズスポンジに、リコッタチーズと砂糖漬けの果物をのせて仕上げます。ここでいうジェノワーズスポンジとは、イタリアのレシピとフランスのレシピを混ぜて作ったスポンジケーキです。化学膨張剤を使う代わりに空気の層を利用して作るそうですが、製パンの知識がないからか、何のことか正確には理解できませんね。😢

ともあれ、味も見た目もきれいなカッサータケーキは一年中食べられますが、特にイースターに人気が高いそうです。まだ味わったことのないケーキなら、この機会に自分で作ってみたり、購入して楽しんでみたりすることをおすすめします。

第9位 ロシア、メドヴィク

Top9 Russia, Medovik

1820年代に初めて登場したメドヴィクは、アレクサンドル1世の妻のために作られたケーキです。ビスケットに似た形のスポンジに、層を重ねてハチミツをのせて仕上げるため、ハニーケーキとも呼ばれます。ただしレシピはさまざまです。ハチミツの代わりにカスタードを入れることもあり、その場合のカスタードはホイップクリームと練乳、バターを混ぜて作るそうです。またある人はベリーで作ったフルーツジャムを入れたり、さらにはチョコレートを入れたりもします。こうなると伝統的なメドヴィクからは少し離れてしまうのではないか、という気もします。ふふっ

第8位 ポーランド、セルニク

Top8 Poland, Sernik

世界のケーキランキング8位を獲得したセルニクは、17世紀当時のポーランドで生まれたチーズケーキです。キリスト教、ユダヤ教の伝統に由来するこのケーキは、卵と砂糖、クヴァルクをベースに作られます。ここでいうクヴァルクとは、デザートによく使われる崩れやすい種類のチーズを指します。好みに応じてケーキを焼くことも、焼かずに提供することもあります。また一部はレーズンやチョコレートソース、果物を添えて楽しんだりもします。それでもやはり一番人気なのは、ケーキの上に雪のように白い粉砂糖をのせて仕上げるものです。

第7位 アメリカ、ニューヨークスタイル・チーズケーキ

Top7 USA, New York-Style Cheesecake

比較的最近に生まれ、今まで変わらず愛されているニューヨークスタイル・チーズケーキが、世界のケーキランキング7位を獲得しました。1950年代にジュニアーズで生まれたこのケーキは、ほかのチーズケーキと違って食感がより緻密で重く、柑橘の香りがしないのが特徴です。韓国でよく食べるチーズケーキは、このニューヨークスタイルだと考えてよいでしょう。レシピの材料にはヘビークリーム、卵、バニラ、クリームチーズまたはサワークリームなどがあり、ヨーロッパに由来するほかのチーズケーキと同じく、ベースは細かく砕いたクラストです。多彩な食感に重要な役割を果たします。

第6位 イギリス、パウンドケーキ

Top6 UK, Pound Cake

世界のケーキランキング6位は、イギリスのパウンドケーキです。パウンドケーキは、小麦粉とバター、砂糖、卵などの材料が1ポンドずつ入ることから付けられた名前です。どんな膨張剤も使いませんが、かさが大きく食感が柔らかで、密度は低いという特徴を持っています。かつて1800年代にはより少ない量の材料で、より軽く大きなパウンドケーキを作っていましたが、今日では酵母を使って比較的簡単に密度を下げながら、チョコレートやオレンジの皮といった材料を加えて風味を高めるそうです。

第5位 ドイツ、シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ

Top5 Germany, Schwarzwälder Kirschtorte

シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテは、直訳するとブラックフォレストケーキという意味を持っています。名前からわかるように、チョコレートスポンジとチョコレートのかけらで作られたケーキです。スポンジに層を重ねてホイップクリームをのせて密度を軽くし、完成したケーキの上にはチョコレートの削りくずとチェリーで華やかに飾るのが特徴です。最初にこのケーキが生まれた背景については正確に判明していませんが、1934年に初めて大衆に知られ始め、今日では世界のケーキランキング5位を占めています。

第4位 オーストリア、ザッハトルテ

Top4 Austria, Sachertorte

オーストリアで最も有名で、世界のケーキランキング4位を獲得したケーキが、まさにザッハトルテです。1832年、オーストリアの宰相公のもとで働く料理人「フランツ・ザッハー」によって発明され、今まで変わらず愛されているそうです。台所で簡単に手に入る材料で作られているという点で、クラシックなケーキと呼ばれています。上質なアプリコットジャムを薄くコーティングし、チョコレートアイシングをのせて仕上げますが、興味深いことに、このケーキのシグネチャーであろうアプリコットジャムがないバージョンも存在しています。人気はアプリコットジャムがあってもなくても同じくらいですが、必ずケーキの上に「ザッハー(SACHER)」の文字が刻まれたチョコレートの封印があるものだけが本物のザッハトルテだそうです。

第3位 オーストリア、クレームシュニッテ

Top3 Austria, Cremeschnitte

<Photo By. Three Points Kitchen>

世界のケーキランキング3位も、オーストリアに由来するケーキです。名前を聞くだけで柔らかな食感と甘さが感じられるクレームシュニッテは、中部・東部ヨーロッパのデザートのなかでもかなり人気が高いほうです。ハンガリーとオーストリアの二つの料理を混ぜて作られ、フランスのミルフィーユに似た見た目と味を持っています。

クレームシュニッテは、二層のペイストリーの間に圧倒的な量のバニラクリームを入れて作ります。完成したケーキの上に再び薄い層のホイップクリームをのせることで、甘さを加えます。今日クレームシュニッテはさまざまなレシピで多様に提供されており、なかでもナポレオンが愛したと伝わるクレームシュニッテは、ペイストリーが二層ではなく三層だったそうです。

第2位 日本、カステラ

Top2 Japan, Kasutera

<Photo By. boo lee>

世界のケーキランキング2位は、日本のカステラです。小麦粉、砂糖、卵、シロップが主なベースのこのケーキは、実は韓国でも簡単に出会えます。ですが、バターと食用油を大量に使う台湾や韓国と違い、日本式のカステラはバターと油を加えないそうです。メレンゲだけでこれほどのかさと味を出すといいます。また食感が柔らかくしっとりとして、もちもちさえしているそうです。16世紀にポルトガルの商人によって初めて日本に伝えられ、今日のカステラはチョコレート、緑茶、抹茶、いちご、バニラなど、さまざまな味が存在しています。

第1位 ニュージーランド、パブロバ

Top1 New Zealand, Pavlova

ニュージーランドのパブロバが、世界のケーキランキング1位に輝きました。1935年にそのレシピが初めて公開されたパブロバは、見た目だけではケーキを思い浮かべにくい姿をしています。実際、完成したケーキの上にどんなホイップクリームを加え、どんな果物やデザートを添えるかによって、さまざまなバージョンが存在しています。ベースはメレンゲと砂糖、酢、バニラエッセンスで固定ですが、好みに応じていつでも味を変えられるという利点を持っているわけです。

またパブロバは、華やかな見た目のためか、クリスマスや誕生日、結婚式のような大きな行事でよく見かけます。柔らかいというより、もちもちでサクサクとした食感を持っていて、ぜひ一度は食べてみる価値のあるデザートです。私が好きなデザートの種類のひとつでもあります。

世界のケーキランキングを調べながら、興味深い事実をたくさん知ることになりました。まずはカステラです。一時期、食用油の大量使用で物議をかもしたカステラが、実は油をまったく使わないケーキだということが興味深かったです。日本での本格的なカステラは、韓国のカステラとどう味が違うのか気になりますね。

またニュージーランドのパブロバは、韓国ではよく見かけるデザートではないにもかかわらず、世界ランキングがこれほどまでに高いことが不思議でした。やはり世界にはさまざまな食べ物があり、まだ味わったことのない食べ物も多いのだと、あらためて気づかされました。韓国も食べることに本気で、比較的さまざまな食べ物が存在すると思っていましたが、フュージョンが多いだけで、他国の伝統的な料理はあまりないのかな?そんなことも思いました。

Copied to clipboard!